2017年2月6日10時半から、遠野のわらべうたに学ぶ子育ての知恵・赤ちゃんへの語りかけ講座を実施しました。0、1歳児を中心に13組28人が参加しました。
まずは講師の木津陽子さんが、手づくりの獅子頭を手に、赤ちゃんのところを1人ずつ回って頭をカプッとかむようなしぐさをし、プチ獅子舞いをしてくれました。獅子頭は洗剤のパックを活用して作られたものだそうです。遠野ではなく、前橋地方の歌だと恐縮しつつでしたが、2月ですし、行事を重んじることは大切だとの考えでやってくださいました。
「ンコー」と新生児期に語り掛ける「ウンコ語り」は、今回は妊婦さんもいらっしゃいましたので、さっそく活用していただけそうです。「てんこてんこ」に始まる7つの気持ちも、みなさん熱心に聞き入っていました。妊婦さんも「おもしろくてためになった」と感想を口にしておられました。
1歳児以降、顔に興味を持つようになったら、顔遊び。「上がり目、下がり目ぐるっと回って猫の目」というポピュラーなものもあれば、子どもの手を親の顔に当てながら、目をパチパチさせてまつげにふれさせる、鼻の息を吹きかける、手をアグアグとかんでみる、など、顔のパーツを認識させ、触覚で伝えるという方法も教えていただきました。「かいぐりかいぐりとっとの目」も、知られたフレーズですが、一つひとつに意味があるということも教えていただきました。
講座終了後も木津さんは質問攻め。参加された方はとても熱心に教わっていました。
次回は3月6日(月)10時半からです。復習のために、何度来ていただいても構いません。集まったお子さんの年齢に応じて内容は同じだったり少し変わったりすると思います。