見樹院あひるサロンでの連続イベントの一環で、2015年12月15日、手づくりおもちゃをつくるワークショップを開きました。
フェルトでブロッコリーや卵焼きやイチゴをつくる「おべんとうばこ」や、スポンジボール、せんたくばさみと紙皿で動物づくり、などを実施しました。おべんとうばこではおにぎりなどはあらかじめ用意していたので、ブロッコリーを主につくりました。おままごとで想像力を養い、ごっこ遊びで言葉のやりとりを楽しめます。食育にも役立ちます。
紙皿には、ライオンやはりねずみなど動物の絵を描いて、洗濯ばさみをはさみます。子どもはせんたくばさみをはずすことから始め、「できた」喜びを共感していくといいそうです。
スポンジボールは色の違うスポンジに切り込みを入れてゴムで縛っただけ。汚れたり不要になったら本来の洗い物用のスポンジとして使えばよい優れものです。ペットボトルキャップでつくるガラガラや、タッパーに穴を開けていれるおもちゃ、ひも通しなども紹介していました。
手作りおもちゃの良さは材料費が安くて手軽。おもちゃが増えて困る、という事態を防ぎますし、子どもの発達や興味に応じて調節することができます。ただ、注意点として、市販のものより壊れやすいのでその都度点検し、誤飲にも注意が必要です。
参加者はすっかり熱中して、子どもが泣いても保育者に任せ、手を動かすことにいそしんでいました。工作そのものが癒しの時間になっていたかもしれません。