意外に簡単!手前みそづくり(KIDUKUBA第13弾)

日本列島が寒波に見舞われた2016年1月23日(土)、さきちゃんちで手前みそ作りを実施しました。小日向の小林豆腐店のご協力により、国産大豆と国産こうじをご用意いただき、みその仕込み作業です。大豆は国産が含まれていれば「国産」と表示できるらしく、必ずしも国産=100%ではないようです。そんななか、手前みそづくりの原料は国産100%でした!

ぶくぶくとあくが出てくるのでいちいちすくわないといけません

ぶくぶくとあくが出てくるのでいちいちすくわないといけません

大変なのは大豆をゆでる作業です。最低3時間ぐらいはかかります。圧力鍋を使えば時短できますが、一回にゆでられる量が限られるので、分量が多い場合は大なべでゆでた方が早いのです。さきちゃんちの寸胴鍋を2つ動員し、3時間半ぐらいゆでると指でつぶれるぐらいの柔らかさになりました。食べてみると甘くておいしいです。いい大豆はゆでただけでも十分おいしいということを発見しました。

煮豆は食べてもおいしい

  煮豆は食べてもおいしい

すり鉢に入れマッシャーでつぶす

すり鉢に入れマッシャーでつぶす

午後は、材料持参の方を含め、6人で仕込み作業をしました。厚手のポリ袋に入れてビンや手を使ってつぶしたり、マッシャーでつぶしたり。さまざまなやり方で豆をつぶし、塩と米麹を混ぜたものを、つぶした豆に混ぜました。みそ玉をつくって、みそ樽や透明の容器にたたきつけて入れたり、厚手のポリ袋に入れて空気を抜いてみたり。「みそには空気が敵ですよ」と講師役の方がおっしゃっていました。

袋に入れビンでつぶしても

袋に入れビンでつぶしても

米麹に塩を混ぜます(塩切り)

米麹に塩を混ぜます(塩切り)

空気を抜くためみそ玉をつくって容器に詰めます

空気を抜くためみそ玉をつくって容器に詰めます

消毒用にアルコール度数の高い焼酎を浸したペーパータオルで容器を拭き、ラップをかけるなどして密閉したら終了。風通しの良い冷暗所に置いておけば、秋ごろにはできあがるそうです。

塩をまぶしたり、焼酎をひたしたペーパータオルで「ふた」をします

塩をまぶしたり、焼酎をひたしたペーパータオルで「ふた」をします

袋を使う場合、密閉するのが難しかったです

袋を使う場合、密閉するのが難しかったです

最近は手作りみそが人気のようです。30日(土)には小石川3丁目の見樹院集会室にて、福島県飯館村の「種みそ」を使ったみそ作りイベントがあります。また、YogaとくらしのサロンLINGKARANGを主宰する水野佳さんも2月3日(水)と25日(木)に手前みそ寒仕込みワークショップと茶話会を企画しています(10日前までに要申し込み)。

かめ甕

みその仕込みは寒い時期の2月が旬のようです。キットも売っていますから、今回やり逃した方も別の機会を探してトライしてみてはいかがでしょう。

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