遠野のわらべうたに学ぶ子育て講座(KIDUKUBA第7弾)

わらべうた講座

「遠野物語」で知られる岩手県遠野市は昔ばなしやわらべうたの宝庫でもあります。遠野のわらべうたの第一人者、阿部ヤヱさんのもとに通い詰め、口承されたわらべうたの講座をしている木津陽子さんを講師にお迎えし、2015年11月16日(月)遠野のわらべうたに学ぶ子育て講座をさきちゃんちで開きました。

木津さん笑顔

0歳児のパパママ6組計14人が参加しました。木津さんの高い声と笑顔が優しくて、さきちゃんちはほんわかした雰囲気に包まれました。参加者も「アットホーム」「和気あいあい」と感想を述べていました。

まず、子どもの名前を呼び、目と目を合わせます。赤ちゃんだからこそ、声に反応し、目と目を合せやすいのです。そこで基本的信頼感を形成するといいます。

目を見る

生まれてすぐ、高い声で「ンコー」と語り掛ける「ウンコ語り」からはじめ、1歳ごろまでに、7つの声かけ・語りかけをするのが遠野流だといいます。手首を回しながら「てんこてんこてんこ」。グーパーしながら「にぎにぎにぎ」。首を振りながら「かんぶかんぶかんぶ」。最後は「ばんざーい」。首がすわる、腰がすわるといった発達に合わせて、できることを少しずつやっていきました。この日習った7つの動作と声かけは、「まねる」「こたえる」「意思を出す」「ほめる」「はずかしい」「おいしい」「うれしい」という7つの気持ちを育てるのだといいます。

パパも

木津さんの講座はママの参加が多いようで、今回パパが2人参加していたことに多少の戸惑いがあったようですが、パパたちも赤ちゃんの目を見ながら熱心に声かけをしていました。

木津さん2

参加者はメモを取りながら熱心に聞き入っていました。木津さんは遠野の子守歌も歌ってくれました。口承が基本なので、あまりプリント類は配らないそうです。一度きりではなかなか身につかないので、もう一回ぐらい企画したいと思います。

 

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