今年も大盛況の幼稚園トクトクト～ク。10月6日午前、子どもがつどうまちのLDK「さきちゃんち」で開かれました。スタッフ含め約70人が来場しました。文京区内の７つの幼稚園（明照、福寿、文京、愛星、京北、明化、大和郷プレ）に子どもを通わせるママたちが登壇。これから幼稚園への入園を考えている2歳児のママや1歳児のママ約20人が熱心に話に聴き入り、メモを取っていました。
幼稚園を選んだ理由は「先生の笑顔が決めて」「一斉保育と自由保育のバランスがよかった」「家から近い」「どろんこで遊べる」など様々。2歳児から親子で通う「プレ」に入れていないと選考に影響するかとの問いには、「プレに来ている人は入れるが、全く来ていなかった人も入園している」といった回答が多く、必ずしも必要条件ではなさそうでした。
預かり保育は、水曜日や夏休みはないなど、時間も料金もさまざまですが、ほぼ全園で実施されていました。ただ、共働き家庭はそう多くないようで、逆に預かり保育が8時から18時ぐらいまでと最近充実してきた区立幼稚園は、働くママが多いそうです。その影響で、働いていない方の預かり保育の予約が取りにくいという現象も起きているとのことでした。区立幼稚園は定員を超える申し込みがあった場合、抽選で決められるとのことです。「保育園に入れず待機児童になった」という方は、預かり保育が充実している幼稚園の情報を提供していました。
「送迎ではどんな格好をしていますか」という質問にはみなさん興味津々でしたが、「普通ですよ」という園ばかりでした。ただ、中には「ブランドもののスーツを着てどろんこ遊びを見守る方もいらっしゃる」という園もありました。保育内容は、歌をうたったり体操をしたりの一斉保育と、どろんこ遊びなど自由保育の組み合わせが多いようです。
みなさんの目が真剣になったのは、選考方法。「親子が一緒に入室し、子どもが遊ぶ様子を先生方が観察する」「子どもだけ別室に行った。分離できない場合は無理には行かせない」「園長先生と面接し、家庭の教育方針などを聞かれるが、パパが一緒だとパパに質問が集中する」「働いているかどうか聞かれる」など、具体的な生の情報が語られました。全体会のあとは、それぞれの園ごとに分かれ、個別に質疑の時間がありました。
参加したみなさんからのアンケートは「とてもよかった」が大多数。「また開催してください」という要望も寄せられました。