おにぎりギュッころりん!さきちゃんちでおにぎりとみそ汁の会(KIDUKUBA第14弾)

おにぎり講座

こんぶとかつおのだしの香りに包まれながら、おにぎりをニギニギ。2016年2月28日(日)はさきちゃんちでおにぎりとみそ汁の会でした。大幅に遅れてきた方を含め、16組39人が参加され、スタッフを含めると大人30人、子ども21人と大盛況でした。

藤村さん本と

講師は、「にっぽんのおにぎり」の本の調理担当をされた文京区在住の料理家、藤村公洋さん。2年ほど前、1.5合ものでっかいおにぎりを映画で見たことがきっかけで、おにぎりをあれこれ握ってツイッターなどで発信していたところ、ちょうどおにぎりの本を作るので握り手を探していたという知人の編集者に声をかけられ、「にっぽんのおにぎり」発刊につながったとか。この本がきっかけで「おにぎりイベント」に何度か呼ばれているそうです。

おんぶで調理

0歳、1歳児連れの方が多かったので、おんぶをしてもらった方もいます。最近は抱っこが主流なので、たまにはおんぶして赤ちゃんにママのやっていることを背中から見せてあげてもいいですね。そのうち寝てしまう子もいました。

だしを取る

まずはだしの取り方の実演。30カップの水に6、7センチ角ぐらいの3枚のこんぶを入れて弱火にかけ、沸騰したらこんぶを取り出し、花かつおを入れます。「沸騰してから止めるとかいろいろ言われますが、いろんなやり方があるのであまり気にしなくていいです」。だしの香りがふわっと満ち、幸せな気分になります。今回はあらかじめ器に豆腐と油揚げとわかめを入れておき、いただくときにみそ汁を注ぐ形にしました。

ぎゅっ

いよいよおにぎり講座。「はじめにギュッとしておき、あとは形をととのえるだけ」がコツだそうです。何度も握りしめているとどんどん固くなってしまいます。まずはお団子状のかたまりを作り、一回ギュッとして、三角形や丸形や俵形にととのえていきます。たくさんのおにぎりを握りまくったという藤村さんの握りは鮮やかで、参加者は熱心に見入っていました。

握る藤村さん

普段ラップで握る方、型に入れる方もいらっしゃるようですが、藤村さんは手で握るのが一番おいしい、と言います。塩も、指3本分ぐらい、思った以上につけるものなので、ラップよりも手握りの方がうまくいきます。

おにぎり展示

アンケートでは、役立つと思った点に「塩加減」をあげた人もいました。「子どものお弁当に役立つ」「きちんと考えて握ったことがなかったので勉強になった」「おにぎりの可能性を再認識した」との感想も寄せられました。「だしの取り方、これから離乳食が始まるのでやってみます」「おんぶの仕方を丁寧に教わってよかった」との感想もありました。子連れで参加できる料理教室のニーズがあることもわかりました。

みんなでニギニギ

一緒にニギニギすると、自然と会話も生まれ、交流もすることができたと思います。またこのような機会を持ちたいと思います。

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